- author: 鬱金
- issued: 2021-02-28
- modified: 2021-03-24
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モリ・カドルの考察
設定
- 原作設定では、ピンチベック=デュアルフェイスは
優秀な機体
、機動力と火力を兼ね備えた万能型の機体
セリフ
ずいぶんと調子よさそうだねぇ
・・・だまされたとも知らずに
この機体で
負けるはずがないんだ・・・
そろそろ終わりかな?
くそっ・・・遊びは終わりだ!
管制室、聞こえるか!?
すぐに援護しろ!
管制室、ちゃんと援護しろよ!!
そんなはず・・・
- ほんとにこれだけ
- 一人称は「僕」で固定にしてるけど、「俺」もありかなあ 声質的に柔らかいからつい「僕」にしてしまふ
- ファンフィクだと滅茶苦茶ヘタレ口調にされがちなんだけど(「~してよぉ」等)、結構強気な言葉尻なんだよね 例の「しろよ!」も命令口調だし
出自・地位
- クレスト関係者
- 専属パイロット/テストパイロット
- 歩兵→パイロット
- 要人:幹部(の息子)/跡継(御曹司)
- アグラーヤの弟子/部下/弟
- ジノーヴィーの弟子/弟
- 独立傭兵
- ちんぴら
- ジノーヴィーのファン
- 派兵企業→アライアンス
- 企業(アライアンス)が独自に確保
- 性格的に独立傭兵の線は薄さうといふか、自分でオペレーター(マネージャー)を傭つてどうのかうのしてゐる場面が想像できない
- 企業側の人間でないか
- クレストの要人説は、名前から
- mollycoddleは「女々しい男」のほかに、「甘やかされて育つた/甘やかされてゐる男」といふ意味がある
- 御曹司のほか、クレストのエースパイロットであるアグラーヤの関係者で、周りから大事に扱はれてたとか(でも姐さんは許さないだらうなあ……笑)
- 周りが過保護に扱つてゐたとするなら、
- エヴァンジェが厭ふのもわかる
本部が引き取った
といふのは単純に居場所を確保するといふほかに、「保護」の意味合ひもあつたのでは
- 戦術部隊の人たちも、実は扱ひに困つてたのかもしれん笑(ぞんざいに扱へない)
- “デュアルフェイス”は元々モリ(=クレスト代表)のための機体だつたのでは……?
- そこまでいくとジノーヴィーの存在自体謎
- アグラーヤとも知り合ひだし
我が社に必要な人間
- たぶん、「クレストの人」なんだらうけど、“レイヴン”そして“トップランカー”といふ地位は箔として欲しかつたんだらうなあと思ふ トップランカーACとなればそのパーツも売れるだらうし、良い広告塔になるだらう
- ジノーヴィーもクレストに囲はれることを了承してゐた
- モリの方が「紛ひ物」でエンブレム反転の理由は?
- “デュアルフェイス”つていふ名前も意味深では? 考へ過ぎ?
- 「デュアルフェイスはジオハーツの僚機として組まれたのでは?」といふ他所の考察もあつて、それならジオハーツとの「二面性」で納得できる
- ジノとモリが入れ替りで乗つてたら……つてのは夢見過ぎかな?
- 単純に「クレスト代表」として機体を継承した説
機体を扱いきれていない
=パイロット経験が浅い?
- ジノーヴィーが死んでからパイロットになつた?
- 半年程度で「乗れる」やうになるの? と思ふけど、まあ約1年で戦術部隊の司令官になつた男もゐるんで……
- そんなホイホイ乗れる兵器があつて堪るか! アライアンスはたぶん“天才肌”が多いんだと思ひます……
- こいつの厄介なところは、(実際には)ジノーヴィーよりまともな動きをしてゐて、彼より“強い”(と感じる)ところだと思ふ
- すごく無難・堅実な戦ひ方をする
- ブレード捌きには惚れる
- ただしどつすん着地や一次ロックもする
- 機体の性能を引き出してゐるのはモリの方では
- だからやつぱり(未熟さはあるとはいへ)モリが本来の(“デュアルフェイス”の)“持ち主”では……? と思つてしまふ
- でもデュアルフェイスはジノ向けに調整されてるんすよね
- 癖のあるグレキチ(ジノーヴィー)と教科書的な凡人(モリ)と
- 考察の考慮に入れていいかわからんが、EXアリーナ4位
- 機体が強いのか、本人が強いのか?
- 機体の性能でゴリ押し説も充分にある でも“動き”はパイロット次第だしね!
- 戦績にムラがある?
- このEXアリーナの順位も不思議なもので、
- 強化人間(そしてアライアンス)の最下位はあのジャウザーなんすよね なんてこつた(彼はアライアンスルートでは生き残り、ほかのルートでも長いこと生き残つてゐる)
- ライウン>ンジャムジ>Ω>烏大老 なんて順位なので、やつぱ“(隠れ)設定”上なのかな?
- ジャウザーの方が戦績が良く賞金が高いのは、単純に(才能があるといふのもあるが)前線に出てゐたからでは
- つまり、モリはあんまり前線に出てゐなかつたのでは?(賞金13位でアライアンス最下位)
- プリンもEXアリーナでは7位で賞金では12位、エドの評価も低いところを見ると、出撃の機会が少なかつたのか? と
- そもそもなぜパイロットになつたのか
- とくに要人説では重要なところではある
- やつぱりジノーヴィーの死が関係してゐる? 寧ろアグラーヤ?
- なんのために戦つてゐるのか? 生き残るため? なにが大事?
- “ピンチベック”
- 誰がつけたのか
- 敢へて“偽物”を名乗る理由
- pinchbeckは「金の模造に用ゐる合金」の意もあるため、「代替品」の意味合ひもあるのかね
- 単に「偽物」「紛ひ物」だつたらほかに英単語があるし、やつぱり“模造”と“偽物”に掛けた意味はあると思ふんだよね
- 人造トップランカーといふか、モリ個人にしろクレストにしろ“トップランカー”といふシンボルを模す動機はあるんぢやないか
- デュアルフェイス/ジノーヴィーに対する敬意?
- 少なくとも、デュアルフェイスとは「別物」であるといふこと
- しかし機体の性能は同じ=優秀であることは自覚してゐる(セリフから)
我が社に必要な人間
をもう一度、の結果 ジノーヴィーも大事にされてたし、モリも大事にされてたのでは 結局最後は“傭兵の常”だけど
- クレストは「デュアルフェイス」に乗れる存在を探してゐたのでは
- 混乱期の即戦力
- 公式設定資料集EXTRA GARAGE VOL.2では、ジノーヴィーは強化人間とある(p.27)。モリも強化人間では?
性格
- 生意気
- 他人を頼る
- 汚い手も辞さない
- 機体への信頼?
- デュアルフェイス/ジノーヴィー/クレストのいづれかに一定の信頼を寄せてると思ふんだけど、どうだらうね
- 私の好みは軽口・皮肉りキャラ
- でなくとも口が災ひになりさうなイメージはある
- せつかく強いのに、自信の元が
この機体
- 本部への異動は嫌がるどころか喜んでさうなイメージがある
- 甘え・我儘
- コアが心の支へ? “存在意義”
本篇
- 戦術部隊時代:本部の密偵説(戦術部隊の内情を探る)
- やつててもをかしくはないと思ふ
- 本人に自覚は無くても「利用されてゐる」つてのはありさう
- 戦術部隊には「居場所が無い」。無視されてて全然相手にされてなかつたらキツいだらうな
- アライアンスが有利でないと生き残れない。手厚い擁護が無いと生きていけない。割りと本当に「出撃してゐなかつた」から生き残れたんぢやなからうか
メモ
- モリ・カドル(女々しい/甘やかされた)、ピンチベック(紛ひ物)といひ、すごく率直なネーミングだ
- はつきりと判るのは
- モリ・カドル/mollycoddle:女々しい男/腰抜け/甘やかされて育つた男
- ピンチベック/pinchbeck:
- 偽物/紛ひ物/金の模造に用ゐる合金
- デュアルフェイス
- 機体の性能に依存してゐる(セリフ)
- EXアリーナ4位
- 総合すると、
- クレストもしくはジノーヴィーの秘蔵つ子/クレストが買ひ叩いたパイロットで
- そこそこ実力はあつて
- けれど自分の実力は信用し切れてない
みたいな
- 周りからの期待に対するプレッシャーもあるかもしれない
- “デュアルフェイス”を背負はされてゐるのか背負つてゐるのか
- ほかのレイヴン以上に、機体への思ひ入れ・関係性は根強いと思ふのだ
- 性能だけで機体を選んでゐるといふ説も充分にあり “生き残り”に本気とも取れる
- テキトーにパクるだけなら名前もエンブレもそのままでいいのに やつぱりジノーヴィーのことは意識してるんぢや?
- でもレイヴンネームもACネームも他人が付けた感じするんだよな
- 過保護&前線に出てゐなかつた説を推したい
- 他所で「本部に温存されてゐたからアライアンスルートでは生き残つたのでは?」といふ考察があつて、とても調和する
- 登場ミッションも前座(騙し)&援護と甘え放題だし
- 単に「実力不足」で戦術部隊での評価が低かつたとすると、どう悪かつたのか
- 他人に甘えてゐたところだらうか? それくらゐしか思ひ付かない……
- あとは「誤射」笑
- 物資燃やしちやつたとか、命令無視、勝手に撤退
- ジャウザーとは真逆のやる気の無い天才もしくは努力家だつたら燃える
- ジャウザーは熱つぽい義勇兵といふイメージがある
- モリもジャウザーもクレスト出身でも良い ジャウザーがクレスト派だつて根拠はヘヴンズレイのフレームくらゐしかないんだけど(コア以外。ブレードと脚部はピンチベックと被り。頭部はEYEシリーズ)
- 「アライアンスを盲信」といふ設定から、ジャウザーも“本部”側つぽいけどどうだらう ルートによつては戦術部隊は本部を見限り、独自に行動する
- 一応トロットを「粛清」するEDカット画もある 単に追撃したといふ線もあるが
- クレストからするとまさに「金の模造品」 安つぽい、出来合の
- 望まれてできたのに、実地では孤立してゐる
- 変に恰好が付いてるだけに疎まれてる?
- 揚げ足取り
- それがトップランカー(実力者)の機体である限り、茨の道 ずつと比較され続ける どうやつても“評価”されないとしたら哀しい
- 戦つてるといふよりも、戦はされてる/戦はざるを得ない
- 切羽詰まつた感じ 企業以外に居場所が無い
- “真価を発揮”できる場所としての本部 戦術部隊がやりたがらない“下らない”仕事もやらされてるだらう 本部が好きにできる唯一の戦力と考へるとね 面白いよ
- ジノーヴィーが良い「駒」であつたやうに、企業の体制を象徴する「本部」側ではあると思ふ さういふ意味で、戦術部隊の面々とは孤立/対立してるのかなとも思ふ
- マジでジノーヴィーの位置(=都合の良い捨て駒)を継いでゐる感 ほんとにさうなんぢやないか? 彼の期待されてゐる「役割」つて?
- ジノーヴィーは反乱軍(クレスト支社)側で戦つてゐた人 轟は本社からの刺客
- ジノーヴィーの後釜 “後任”(企業戦士)
- 本部の工作員(企業体質)
- ほかの部隊の面々より「(義務的に)戦はなきやいけない」人
- ほんとに偽物/なりきりでもいんだけど、それだと周りの環境が活かせない(活かせるかは書き手次第か) 自由度の高いキャラ付けはこつち?
- 過保護/関係者設定の方が想像ふくらませやすいし、面白い 周りの環境とも絡ませやすい
- 上記の考察もすつ飛ばして、思ひ付くままに書いてゐる
- 基本的には「ヒール」「冷淡」「軽口」
- 容姿に関しては、20後半の黒髪ショートを想像してゐる 金→黒の染髪も萌え イメージは“黒”(鴉の濡れ羽色)
- ぼんやりした設定だからこそ、いろんなモリ・カドルが書ける 楽しい